わるいレアコイル Illus.Miki Tanaka №.082★

Miki Tanaka
ポケモンカード XY8 メェークル

📋 カード基本情報

写り込み:R団の影
収録パック:1997年11月発売 ポケットモンスターカードゲーム 拡張パック第4弾「ロケット団」収録
コレクションナンバー: No.082★
【入手場所】:・実店舗(カードショップ):★★☆☆ みかける「ショーケースで入手可能」
・ネット通販・フリマ:★☆☆☆ 「すぐ見つかる」

🎨 イラストレーター紹介

Illus.Miki Tanaka(たなか みき)氏
★1997年発売の拡張パック第3弾『化石の秘密』に収録された「ヤドン」でポケカのイラストレーターとしてデビュー。独自の表現方法でカードに深い個性を与え続けている重要アーティストの一人、25年以上にわたり断続的にポケモンカードのデザインを手掛け続けています。旧裏面の「わるいシリーズ」だけでなく、近年(サン&ムーンやソード&シールド期以降)のカードも担当。 カードゲーム以外にも、雑誌や書籍、Web、さらに自身で取材を行って文章と絵の両方を執筆する「イラストルポ」など、マルチな分野で活躍。 本人の公式SNS(InstagramやThreadsなど)では、時折自身の過去の仕事として、裏も表もすべて手掛けた当時の初期ポケカの思い出や原画などを載せることがあり、世界中の旧裏ファンから愛されていて、これまでに約190種類以上のカードイラストを手掛けています。

🔍 イラスト考察ストーリー

★1997年という、まだデジタルのイラストが一般的ではなかった時代に、「無機質でどこか不気味、かつ洗練された構図」を生み出した彼女のセンスは、当時のポケカ界隈の中でも一際異彩を放っているよね。「わるいポケモン」を描く際、多くの絵師は「目を吊り上げる」「トゲトゲしくする」といったストレートな凶暴さを表現している作品が多いのに、氏はレアコイル本体の目を点からYの字にして、「背後のグラフィカルな黒い影と、そこに溶け込ませた不穏な『R』のタイポグラフィ(文字)」だけで悪を表現。ポスターデザインのような洗練されたお洒落さは、当時のカードイラストの枠を完全に超えているよ。思考の方向性が全く違う表現方法。

また、この年代の一般的なイラストはまだ手描きのアナログ(水彩やコピック)が主流で、デジタルイラストは黎明期。そんな時代に、まるで現代のドット絵(ピクセルアート)や、初期の3D CGのノイズをあえて楽しむような「無機質でパッチワークのようなデジタル質感」をカードに落とし込んだのは、恐るべき先見の明だと思う。氏のデビュー直後の初期だからこそ、公式の「ポケモンの公式イラスト」の枠に囚われず、「自分にしか描けない表現で世界を驚かせてやろう」という尖った実験精神がこの1枚の構図にギチギチに詰まっていたのかもしれません。だから四半世紀経った今見ても、全く色褪せない「芸術」だと思う。このカードは個人的に特に好きな作品の一つ。

駿河屋トレカ

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