🔍 収録パック情報
2006年6月発売 拡張パック「さいはての攻防」 収録
型番: 059/068 ◆
【Get場所】
「実店舗(カードショップ)」(★★★☆)👉ショーケースで見つかる。
「ネット」(★☆☆☆)👉一瞬で見つかる。
私はブッ〇オフで購入。
型番: 059/068 ◆
【Get場所】
「実店舗(カードショップ)」(★★★☆)👉ショーケースで見つかる。
「ネット」(★☆☆☆)👉一瞬で見つかる。
私はブッ〇オフで購入。
🎨 イラストレーター:Illus. Sumiyoshi Kizuki(きずき すみよし)氏
★絵師紹介:コミカルな躍動感と、日常に溶け込むポップアートの職人】
ポケモンカード最初期の1997年から長年にわたり、数々のカードを手掛けている大ベテランイラストレーター。POPでありながらすこしざらっとした温かみのある独特のテクスチャ表現が最大の特徴。ポケモンのちょっぴりまぬけで可愛い表情や、ユーモラスなポーズを描くのが非常に上手く、初期から現代まで唯一無二の世界観を持っています。1997年からポケカに参加され、黎明期から約30年近く現役で描き続けている大ベテラン。ポケモン公式の絵本シリーズの作画も手がけており、これまでに250枚以上のカードを手掛けています。「とぼけた可愛さ」を表現させたら右に出るものはいません。絵本を開いたかのようなノスタルジックで幻想的な世界観は、国内外の多くのコレクターから今なお非常に根強く愛されている。
🔮 イラスト解説
絵本のように愛らしくデフォルメされたファンタジーな世界。しかしそこには、原作ゲームやアニメには存在しない、当時のポケカだけのドロドロとしたSF背景と「δ-デルタ種」としての少しビターで生々しい宿命が刻まれた熱き作品
ポケカ史の舞台である「ホロン地方の突然変異と、異質なディティール」の完全なる再現度。切手のギザギザのように縁取られたフレーム(シルエット・カットアウト)の中に描かれたニドリーナは、本来の毒タイプではない。まぼろしの森の奥深くにあるホロン地方でタイプが変質してしまった、ポケモンカードオリジナルの非常に尖った特殊な設定を持つ「鋼タイプ」のδ-デルタ種。ここにいた科学者たちが、幻のポケモン「ミュウ」を探索するために強烈な電磁波(δ波)を発生させる研究塔を建て、その電磁波を浴びてしまった結果、遺伝子が突然変異してタイプが変化してしまったという、人間の実験の副産物という少し不穏で生々しい出自を持っている。きずき氏の持ち味である、太い主線とコミカルなタッチによって愛らしく表現されているが、その背景には不穏な紫の雲とトゲトゲしく切り立った山並みが広がっており、当時の「PCGシリーズ(2005年〜2006年)」にしか出せない、完全に人間のエゴと科学の失敗が原因となったディープでアヴァンギャルドな世界観がダイレクトに伝わってくる。
「本来の弱点を残したまま、まったく異なるタイプになっている」のがδ-デルタ種の特徴であり、なぜ「デルタ」なのかという点には、数学や物理で「変化・違い」を表す記号「Δ」や、通常のポケモン、ex、☆に続く「4番目のカテゴリ」という意味が込められた当時の開発陣の凄まじいこだわりが見える。現代の「リージョンフォーム」が自然環境への適応なのに対し、デルタ種は「人間の研究による人為的な異常変異」というまさにマッドサイエンスによる変化設定がまさにアヴァンギャルド。そういった人間の業に曝されながらも、このニドリーナには生き抜く野生のタフさがしっかりと宿っている。このカードが持つワザ「どくばり」は相手を確実に毒状態にしてじわじわと追い詰め、さらに本来の属性を失った鋼の強固な体から放たれる「うしろげり」は相手に強力な一撃を叩き込むのかもしれない。ファンシーの中にありながら、格闘戦を辞さない確かな闘志が、この1枚のキャンバスに見事なまでに落とし込まれている。
δ-デルタ種という尖った設定は、当時はクリーンなブランドである必要があったアニメやゲーム本編では絶対にNGな「不穏さ」や「実験動物として消費されるポケモンのリアリズム」を、ポケカ開発陣が独自に作り上げた異色のSFダークファンタジーとしてコッソリ詰め込むことができた最高の媒体。当時は超タイプや草タイプが主流だったニドリーナが、メタリックな鋼タイプとしてバトル場に君臨し、どくばりを突き刺していくというトリッキーな戦術は、当時のプレイヤーを驚かせ狂喜乱舞させてきたのかも。そう考えると、ポップなイラストの中に漂うどこかサイケデリックでダークな色調は、時代を超えてコレクターを魅了し続ける“ホロン地方のドロドロとしたSFエネルギー”そのものに見えてくる素晴らしい作品。
ポケカ史の舞台である「ホロン地方の突然変異と、異質なディティール」の完全なる再現度。切手のギザギザのように縁取られたフレーム(シルエット・カットアウト)の中に描かれたニドリーナは、本来の毒タイプではない。まぼろしの森の奥深くにあるホロン地方でタイプが変質してしまった、ポケモンカードオリジナルの非常に尖った特殊な設定を持つ「鋼タイプ」のδ-デルタ種。ここにいた科学者たちが、幻のポケモン「ミュウ」を探索するために強烈な電磁波(δ波)を発生させる研究塔を建て、その電磁波を浴びてしまった結果、遺伝子が突然変異してタイプが変化してしまったという、人間の実験の副産物という少し不穏で生々しい出自を持っている。きずき氏の持ち味である、太い主線とコミカルなタッチによって愛らしく表現されているが、その背景には不穏な紫の雲とトゲトゲしく切り立った山並みが広がっており、当時の「PCGシリーズ(2005年〜2006年)」にしか出せない、完全に人間のエゴと科学の失敗が原因となったディープでアヴァンギャルドな世界観がダイレクトに伝わってくる。
「本来の弱点を残したまま、まったく異なるタイプになっている」のがδ-デルタ種の特徴であり、なぜ「デルタ」なのかという点には、数学や物理で「変化・違い」を表す記号「Δ」や、通常のポケモン、ex、☆に続く「4番目のカテゴリ」という意味が込められた当時の開発陣の凄まじいこだわりが見える。現代の「リージョンフォーム」が自然環境への適応なのに対し、デルタ種は「人間の研究による人為的な異常変異」というまさにマッドサイエンスによる変化設定がまさにアヴァンギャルド。そういった人間の業に曝されながらも、このニドリーナには生き抜く野生のタフさがしっかりと宿っている。このカードが持つワザ「どくばり」は相手を確実に毒状態にしてじわじわと追い詰め、さらに本来の属性を失った鋼の強固な体から放たれる「うしろげり」は相手に強力な一撃を叩き込むのかもしれない。ファンシーの中にありながら、格闘戦を辞さない確かな闘志が、この1枚のキャンバスに見事なまでに落とし込まれている。
δ-デルタ種という尖った設定は、当時はクリーンなブランドである必要があったアニメやゲーム本編では絶対にNGな「不穏さ」や「実験動物として消費されるポケモンのリアリズム」を、ポケカ開発陣が独自に作り上げた異色のSFダークファンタジーとしてコッソリ詰め込むことができた最高の媒体。当時は超タイプや草タイプが主流だったニドリーナが、メタリックな鋼タイプとしてバトル場に君臨し、どくばりを突き刺していくというトリッキーな戦術は、当時のプレイヤーを驚かせ狂喜乱舞させてきたのかも。そう考えると、ポップなイラストの中に漂うどこかサイケデリックでダークな色調は、時代を超えてコレクターを魅了し続ける“ホロン地方のドロドロとしたSFエネルギー”そのものに見えてくる素晴らしい作品。
📖 ショップでの出会い
大分のブッ〇オフショーケースで発見。デルタ種の中でかなり好きな作品。是非手に入れて欲しい。
💡 所有するカードイラストの考察をお届けしています。
もしサイトを楽しんでいただけましたら、新たなカードへの出会いをご支援(100円〜)をいただけると励みになります。

コメント