やさしいレディアン
2001年4月発売 ★neo 拡張パック第4弾「闇、そして光へ…」収録。 No.166★
【入手場所】
・実店舗:★★☆☆ 実店舗のショーケースでたまにみかける
・ネット通販:★☆☆☆ ネットで容易に入手可能
Illus. Komiya Tomokazu(コミヤトモカズ)氏
作品はどれも独特の世界観とタッチで描かれ、世界中のポケカコレクターから「唯一無二のカルト的な人気」を誇る最強の個性派絵師です。日本の世間一般では、「綺麗で可愛いイラスト」こそ正義であるため、ヘタウマと称され揶揄されていますが、とんでもない。2023年9月から2024年1月までの約3か月半、オランダのアムステルダムで開催されたポケモンとゴッホ美術館のコラボ展にて「ゴッホの絵をオマージュした公式絵を描いた」3人の中の1人です。もちろん手がけたポケモンは「キマワリ」。またポケカ界に長年携わっている絵師で、多くのカードを手掛けられています。ストレージ捜索の際は是非お探しを。
満月と星がみえるしずかな夜。水場で小さな黄色い光(蛍)と踊っているように見えるレディアン。目線は黄色い光たちへ向けられ、小さな口元も逆三角形で笑っているみたい。水面には左足の踵から雫が落ち波紋が広がっている。水中につけていた足を上げていたのかな。
このレディアンが収録されている「闇、そして光へ…」というパックの背景(世界観)を考えると、この光景は「わるい」から「やさしい」への浄化の儀式に見える。この拡張パックの特徴は、前作まで猛威を振るっていた「わるいポケモン(闇)」に対抗する存在として、「やさしいポケモン(光)」が初めて登場したこと。水面にそっと足を浸けているのは、冷たい水で自らを清めたり洗うと見るなら、「悪から脱却して、本来のやさしい自分を取り戻す(浄化する)」という、静かで厳かな儀式の瞬間なのかもしれません。レディアンのすぐ近くの黄色い光は祝福に見えてくるし、 「左手の上を向いた手(過去への決別、あるいは天への誓い)」もこういった含みがあるようにも見えてくる作品。
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