【ポケカ考察】【旧裏】ただのほのぼの川下りじゃない!? 泳げないビードルが生き残りをかけた、命がけの「落ち葉イカダ」サバイバル!|ビードル(LV.14) Illus.Miki Tanaka

Miki Tanaka
ビードル(LV.14)

🔍 たねポケモン:ビードル(LV.14)

2000年発売の金・銀シリーズ拡張パック第1弾「金、銀、新世界へ…(neo1)」に収録。
【Get場所】

「実店舗」(★★★☆)👉個包装パックかショーケースで見つかる

「ネット」(★☆☆☆)👉すぐ見つかる。

私はホ〇ーオフで購入。

🎨 イラストレーター:Illus. Miki Tanaka(たなか みき)氏

★1997年発売の拡張パック第3弾『化石の秘密』に収録された「ヤドン」でポケカのイラストレーターとしてデビュー。独自の表現方法でカードに深い個性を与え続けている重要アーティストの一人、25年以上にわたり断続的にポケモンカードのデザインを手掛け続けています。旧裏面の「わるいシリーズ」だけでなく、近年(サン&ムーンやソード&シールド期以降)のカードも担当。 カードゲーム以外にも、雑誌や書籍、Web、さらに自身で取材を行って文章と絵の両方を執筆する「イラストルポ」など、マルチな分野で活躍。 本人の公式SNS(InstagramやThreadsなど)では、時折自身の過去の仕事として、裏も表もすべて手掛けた当時の初期ポケカの思い出や原画などを載せることがあり、世界中の旧裏ファンから愛されていて、これまでに約190種類以上のカードイラストを手掛けています。

🔮 考察:のんびり川下り……じゃない!? 泳げない虫が落ち葉に命を預けた「極限の避難サバイバル」

ゲームのバトル画面だと、ビードルはいつでもシャキッと立って勇敢に戦っていますが、カードイラストになると急に「ただの小さなイモムシ」としての過酷な現実を突きつけられます。

ゲームの図鑑説明によると、ビードルは主に森林や草地に生息しており、泳ぐことは一切できません。それなのに、ポケモンカードの世界では森の中には川があったり、大雨で水たまりができたりいろんな場面が描かれています。そう、このイラストはのんびり観光をしているのではなく、水に落ちてしまった、あるいは増水に巻き込まれたビードルが、溺れないために必死で近くの落ち葉にしがみつき、「即席のイカダ」にして凌いでいる極限のシチュエーションを描いたものなのです。葉っぱに捕まって水流をやり過ごす姿は、まさに自然界で実際に起きている決死のイカダ脱出劇そのものを題材にしています。

実は、現実の昆虫の世界でも、普段は木の上で暮らしているイモムシが水に落ちた際、必死に体をくねらせて「泳ぎ」、水面に浮いている落ち葉にしがみついて生き延びる生存戦略が確認されているんです。イモムシにとって、足元の葉っぱは「避難シェルター」であると同時に「文字通りの非常食」としても機能しているんですよ。水が引くまでの数日間、移動せずその避難先の葉を少しずつ食べて飢えを凌ぐという、まさに、究極の自己完結型スタイルがこの絵には描かれているのデス。

傍から見たら大自然の厳しさに逆らえず、1枚の落ち葉に命を預けてどんぶらこ……と流されている姿は、愛らしくも猛烈な哀愁とシュールさが漂っていますが、実は初期のポケモンカードを手掛けたクリエイターたちは、ポケモンを単なる「無敵のモンスター」としてではなく、「私たちの世界に本当に生きている泥臭い生物」として描こうとしていました。だからこそ、こうしたリアルな生き物っぽすぎるシュールな瞬間が切り取られているのです。

🍂 落ち葉の上でも気が抜けない!葉っぱの「自動通報システム」の恐怖

更にリアルを追求するとこんな事が見えてきました。
このビードルは避難先で食料に困らなくてラッキーに見えますが、虫たちが「非常食だ!」と葉っぱをのんびり食べていると、植物側の恐ろしい反撃が始まるんです。

私たちが草刈りをした時や、落ち葉を踏んづけた時に香る、あの青々とした強い匂い。あれこそが植物が傷つけられた瞬間に放出する「みどりの香り(青葉アルコールなど)」という揮発性化学物質です。たとえ木から切り離された落ち葉であっても、細胞が生きていれば、虫にかじられた瞬間、自動的に酵素が働いてこの物質を空気中に放出します。これはいわば、葉っぱの「自動通報システム(SOSの悲鳴)」。

この匂いを嗅ぎつけた天敵のハチ(寄生バチなど)や鳥が、「ここにイマ、虫がいますよ!」というアラートを察知して空から襲いかかってくるのです。マジで鳥まで呼び寄せる凄まじい通報システムなんですぞ。そのため、のんびり食べているビードルは、自分がかじることで発生した「悲鳴の匂い」のせいで、空からの天敵に見つかるという過酷なリスクを常に背負っています。一瞬たりとも気が抜けない、まさに命がけの避難生活になる事必須なのです。

⚔️ 虫たちが編み出した「通報させない」食べ方の裏ワザと、戦略的「戦跡」

もちろん、虫たちも何百万年もの進化の歴史の中で、その危険を「本能」として完璧に知っています。そのため、ビードルなどのイモムシたちは、植物の通報システムをかいくぐるための驚くほど賢い「食べ方の裏ワザ」を生まれつき身につけています。

1. 葉っぱの「通信回線」を先に切断する
一部をかじられると「危険だ!」という情報が葉脈(くだ)を通して葉全体にめぐります。そこで賢いイモムシは、葉っぱの根元にある太い葉脈を最初にあごでガジガジと噛みちぎり、通信を物理的に遮断(トレンチング)します。葉っぱを「気絶」させてから、匂いが出なくなった先っぽを安全に美味しくいただくのです。

2. 「早食い」してソッコーで逃げる
また、平時においては匂いが発生して天敵がやってくるまでには、少しだけタイムラグ(時間差)があります。そのため、ものすごいスピードで集中して葉を平らげ、匂いが周囲に広がりきる前に別の葉の裏などに隠れるヒット&アウェイを決め込むやつもいます。

3. 自分のフンを遠くに投げ飛ばす
更に、イモムシ自身の「フン」の匂いも天敵を引き寄せる大きな原因になるため、一部のイモムシはお尻の筋肉をバネのように使い、自分のフンを数メートル先まで勢いよくパチンッと弾き飛ばし、居場所をカモフラージュする必死の知恵を持っています。

この作品のビードルはまだおなかが減っていないため、乗っている葉っぱにあちこちが小さく丸く、虫食いで「穴だらけ(歯抜け)」にはなっていませんが、この世間一般でいう虫食いも、決してグルメな虫が偏食しているわけではありません。

植物は、葉をかじられると傷口から有害な「渋み成分(タンニン)」や、口がベタベタになる「粘着性のゴム液」を噴出させます。端っこから綺麗に食べようとすると、どんどん毒液が押し寄せてきて虫たちに取っておいしく食べられなくなってしまうのです。そこで、葉っぱのあちこちに「ピンポイントで小さく穴を開ける」ように食べることで、毒液の圧力を分散させ、液が溢れ出てこないように少しずつくり抜いているのです。

さらに、植物の骨や血管にあたる固い「葉脈」を器用に避けていること。そして、鳥などの天敵に「葉っぱが綺麗に丸く削られている目立つ跡」を空から見つからないよう、あえてあちこちを「歯抜け」にカジることで、大自然のただの傷に擬態し、カモフラージュしているという理由もあります。

私たちが草むらでよく見る「穴だらけの葉っぱ」は、虫たちが「毒液を浴びず、固い骨を避け、天敵に見つからないように」と、ミリ単位で戦略的に攻防を繰領り広げた、命がけの**「戦跡」**そのものなのです。ビードルやキャタピーがゲーム中で使う「むしくい」という技も、実はこんなに高度なサバイバル技術が詰まった技だと思うと、見え方がガラッと変わって面白いですよね。

📖 ストレージで見つけた、新世界への切符

私はホビーオフの個包装パックフック掛けコーナーで発見。このカードはやばい。ガチで最高。

のほほんと生きてきた子供から、大人になって旧裏を見ると、自然界のガチすぎるサバイバルが見えてくる。この小さなカードの中には、クリエイター陣が吹き込んだ「ポケモン世界の圧倒的な泥臭いリアリティ」が詰まっていることに気づかされます。ワシの旧裏コレクションのなかでも、見るたびに自然の凄みを感じる、最高に大好きな「癒やしと驚きの家宝」。絵師たちは全力でカードを仕上げているのデス!ホロがない?ストレージのカス?笑わせんな。全てのカードがとは言わないけど、もっと絵師と公式のパッションを感じ取れ!w

駿河屋トレカ

💡 所有するカードイラストの考察をお届けしています。
もしサイトを楽しんでいただけましたら、新たなカードへの出会いをご支援(100円〜)をいただけると励みになります。

💌 OFUSEで応援メッセージを送る
🚨 【精神汚染】SYSTEM_CRASH:開けてはならない沼の境界

ただの ノーマルカードだと おもっていたか?
カードの 枠(わく)を 引きちぎって 侵食する 「有害な 宇宙電波の 終着点」を 受信した。

ストレージの 底(そこ)に 蠢くのは、絵師たちが 脳のガードを 破壊するためだけに 仕組んだ 禁忌の儀式だ。
この 選択肢(コマンド)に 触れた瞬間、貴方(あなた)の 脳内パレットは 完全に 焼き尽くされる。

▼ 警告。ここから先は 不浄な 人間は 【立ち入り禁止】だ。

Miki Tanakaおもしろいポケモンカード個人的に推すカード初期ポケモン旧裏
とりあえず寝て、起きたらどうにかなる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました