🔍 ふくろうポケモン:ホーホー
2006年11月発売ポケモンカードゲームDP「構築デッキ ランダム構築スタータースタンダードデッキ」収録。LV.7 DPBP#194
【Get場所】
「実店舗(カードショップ)」(★★★☆ )👉ストレージで見つかる。
「ネット」(★☆☆☆)👉すぐ見つかる。
私はシー〇ルで購入。
🎨 イラストレーター:Illus. Midori Harada(はらだ みどり)氏
ポケカ黎明期の「ポケモンカードゲームe」シリーズから長年数々の神イラストを手がけ、ヨーロッパでも個展を開くほど世界的に評価の高いはらだみどり氏。絵本のような優しい厚塗りのタッチの中に、ポケモンと大自然が美しく溶け込む一体感のある作風が最大の特徴です。背景の細部まで命を吹き込むような緻密な書き込みは非常に秀逸で、1枚の絵からそこにある温度や物語の情景が鮮明に浮かんでくる、コレクター人気の極めて高いレジェンド絵師。
🔮 考察:雪原に刻まれた“足跡”の証明。頑ななプライドと超高速の真実
しんしんと雪が降り積もる北国の冬の晴れ間。絵本の1ページをめくったかのような、はらだ氏の優しくノスタルジックなタッチが光る美しい一枚。
正面を向き、時計の歯車のような瞳をパチクリとさせてドヤ顔を決めているホーホー。その可愛らしさに目を奪われますが、このカードの真の主役は、彼の背後に点々と続く「一本足の足跡」にあります。
カードのテキスト(図鑑説明)を読むと、「いつも いっぽんあしで たっている。こうげきを うけても 2ほんあしで ふんばるようなことは しない。」と、その凄まじい頑なさが語られています。イラストでも律儀に片足立ちをしていますが、「じゃあ、どうやってここまで移動してきたのか?」
その答えが、雪の上に残された軌跡です。よく見ると、一本足の足跡が「右・左・右・左」と交互に向きを変えながら、画面の奥から手前へとピョンピョン跳ねるように続いています。
ホーホーには実はちゃんと2本の足があり、「目にも止まらない超高速で足を交互に入れ替えているため、1本足に見えている」という裏設定が存在します。はらだ氏は、静止画であるカードイラストの中に「左右交互に残された一本足の足跡」を描くことで、その超高速の入れ替えという生態を視覚化しているのです。
歩く(跳ねる)瞬間ですら、人間の目を欺き、決して2本足の姿を見せないというホーホーの凄まじいプライド。「ここまで一本足(に見える超高速ステップ)で頑張って来たよ!」と自慢げに見せにきてくれたかのような健気なストーリー性が、この美しい冬の静寂の中にユーモラスに溶け込んでいます。普段は足跡が残らないためわからないけど、左右交互の足跡を見ると普通に歩いてきたように見えるところが面白い。図鑑設定を知れば知るほど、はらだ氏の圧倒的な構成力とポケモンへの深い愛に鳥肌が立つ、最高に面白い作品です。
【ショップ巡りの思い出】
仙台のシー〇ルストレージで発見。不思議な生態だよね。
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